2015年4月1日の歯科衛生士法改正に伴い、歯科衛生士が診療室の外で患者さんのケアを行う機会が増加すると言われています。医療現場では単に疾病をみるだけでなく、患者さんの社会的・心理的側面も含む「全人的医療」が一層重要となり、その一端を担う歯科衛生士さんにとっては患者さんとのコミュニケーションがますます重要となっていきます。
しかし、まだ若く、人生経験が少ない歯科衛生士さんはどうコミュニケーションをとればいいのか、迷うことも少なくないと思います。
本書はコミュニケーションの基本を学術的側面から解説するとともに、実際に即したコミュニケーションのノウハウをQ&Aの形で、わかりやすく示しています。
新人歯科衛生士としてスタートを切る前に、また日々お仕事での中でコミュニケーションについて悩んだときに、ぜひとも本書で勉強され、患者さんとの信頼関係を構築してください。
【Contens】
第1章 コミュニケーションを考える
第2章 コミュニケーションの悩みQ&A
第3章 プロフェッショナルとしての歯科衛生士
―歯科医療現場でのコミュニケーションのコツ―