上手な口腔衛生指導のコツ、
あります。
ブラッシング指導より少し“守備範囲”を広げた口腔衛生指導、いわゆるOHI(Oral Hygiene Instruction)。
OHIは「指導(Instruction)」でありながら「治療(Treatment)」でもあります。
そのため、歯周基本治療中はもちろん、歯周外科後や補綴治療後、メインテナンス時など、あらゆる場面で欠かせません。
OHIを成功させるには、歯科衛生士が患者さんの心を動かし、行動変容を促すことが重要です。これを上手に行うには、伝え方のポイントを押さえる必要があります。
本書は、もっとOHIに力を入れたい方、患者さんとの間に距離を感じてOHIがうまくいかない方、そもそもOHIが苦手な方によく効きます。ぜひご活用ください。
【contents】
01 オーダーメイドの口腔衛生指導
02 OHIを始める前に─相手のことを考えている?
03 OHIを始める前に─相手はどのような患者さん?
04 患者さんに自分の口腔内に興味をもってもらおう
05 OHIはいつ行うの?
06 セルフケアが定着するOHI
07 伝わるOHIと伝わらないOHI
08 歯周外科前後のOHI
09 補綴装置が装着されている口腔内へのOHI
10 補助清掃用具のOHI
11 メインテナンス時のOHI
DH下田のひとり言
01 歯磨きはどこで行うもの?
02 歯ブラシの持ち方
03 どの毛先の歯ブラシが好きですか?