大学では教えてくれない、
臨床で遭遇する驚きの患者さんとその対応!
患者さんのなかには、あきらかな所見を認める方もいれば、そうではない方もいます。もし後者であった場合、主訴を鵜呑みにして安易に治療に着手すると、みるみる負のスパイラルに飲み込まれて抜け出せなくなることも……。
本書は、これまで30余年の臨床のなかで、1,000近くの所見が認められない難症例にかかわった著者が、その経験をもとに類似の架空症例を構築し、対応と考え方をまとめたものです。本書で文献に裏打ちされた“経験知”を共有し、明日診ることになるかもしれない「困った患者さん」への適切な対応を模索しましょう。
【CONTENTS】
1章 歯科医師のプロフェッショナリズムを考える
2章 診察・検査から診断へ
3章 治療とその効果
4章 患者さんから学ぶ