超高齢社会の昨今、患者の全身状態等を正確に把握し、安全に歯科医療を提供することはすべての歯科医院で求められています。こうした取り組みを高い水準で実践されてきた岡山大学病院の先生方が、医科・歯科双方の視点から「歯科医療安全」のベーシックオブベーシックを詳細に解説する書籍が完成しました。各インシデントへの対応から救急処置、感染管理に至るまで、多くの学びがぎゅっと詰まっています。
これまでにありそうであまりなかった、医科の視点を含めた実践的な本書を、ぜひ医院に1冊備えていただければ幸いです。
〈CONTENTS〉
Chapter1 総論
Chapter2 歯科医療における頻度の高いインシデントと事故防止対策
Chapter3 医科から見た歯科治療でのインシデントへの対応
Chapter4 救急処置が必要となるインシデント
Chapter5 院内での医療安全啓発活動
Chapter6 維持管理が必要となる医療機器
Chapter7 歯科診療室における感染管理
Chapter8 その他