「美しさ」と「機能」を両立する、審美歯科の新しい教科書。
審美歯科の目的は、患者一人ひとりの“らしさ”を引き出し、自然に笑える口元をつくることです。
そのためには、診断力・設計力・技術力に加え、共感力や倫理観が欠かせません。
本書は、そうした現代の審美歯科に求められる本質を捉え、臨床にすぐ活かせる知識と技術を体系的にまとめました。
執筆陣には、卓越した知見と臨床実績をもつ日本臨床歯科学会東京支部(東京SJCD)の先生を中心に迎えています。
基礎概念から具体的な手技、材料選定、デジタル技術の応用までを網羅し、症例に応じた最適な治療提案ができるよう構成された一冊です。
○ 審美歯科の基礎概念
○ 審美歯科における咬合の考慮
○ 日常臨床におけるシェードテイキングの重要性
○ 審美歯科における歯冠修復材料の選択基準
○ ホワイトニングが変える患者との関係性 臨床経験から学んだ、信頼を生むカウンセリングと実践の工夫
○ オールセラミッククラウン
アナログワークフローとデジタルワークフロー
○ 日常臨床におけるラミネートベニアの応用
○ 原理原則を考慮したダイレクトボンディング
○ トップダウントリートメントに基づいた前歯部インプラント治療
○ 患者満足度の高いアライナー矯正の実践ポイント
○ 結合組織移植を用いた歯槽堤増大術
○ 臼歯部インプラントにおける軟組織マネジメント
○ CBCTとIOSの活用によるデジタルワークフロー
○ 高齢者に対する審美修復治療
○ 患者コミュニケーションによる治療目標の共有
○ 審美修復治療の最新トレンド