本書では、“力”の二大要因である睡眠時ブラキシズムと咀嚼時の咬合力に焦点をあて、困難とされていた「力の鑑別診断」と「力のコントロール」の実際を多数の症例を用いてビジュアルに解説。
“力”の二大要因に対する診断の確実性を飛躍的に向上させたオクルーザルスプリントの製作法と応用法についてくわしく紹介。
歯根破折、インレーや冠のたび重なる脱落、歯の動揺、義歯のトラブルなど、“力”への対応で苦慮している臨床医,必読の書。
【主な目次】
1 過度の咬合力への気づき
2 睡眠時ブラキシズム(SB)とその評価法
3 睡眠時ブラキシズム(SB)と各種の現象との関係
4 睡眠時ブラキシズム(SB)のコントロール
5 咀嚼時の過度の咬合力
6 “力”のコントロールへのモチベーション
7 “力”のコントロールの実際