本書は、一般社団法人日本レーザー歯学会が監修した、レーザー治療の手引きとなる参考書です。
レーザーの基礎から安全管理、臨床への応用など、必要な情報をコンパクトにまとめ、認定医や専門医を目指す方々の指針ともなるように配慮されています。
レーザー治療の一部は、保険診療に認められ、歯科医師国家試験、CBTにもレーザーに関する問題が出題されるようになり、一般の方々への認知も進んでいます。
レーザー治療を手がける、または手がけようとされる方々の座右の書です。
【CONTENS】
【1】 レーザーの誕生と基礎
1. レーザーの誕生
2. 歯科用レーザーの発展
3. レーザーの一般的特徴 ……他
【2】 レーザーと生物
1. 分子生物学の基本
2. レーザーと分子生物学
3. 生体組織におけるレーザーの特性 ……他
【3】 レーザーの安全管理
1. レーザーのクラス分けと安全管理
2. JIS C 6802とレーザー機器の安全対策
3. 厚生労働省「レーザー光線による障害防止対策要網」と厚労省通知 ……他
【4】 一般歯科および口腔外科におけるレーザーの役割
1. Er:YAG レーザーの臨床応用
2. 炭酸ガスレーザーの臨床応用
3. Nd:YAG レーザーの臨床応用 ……他
【5】 LLLTの基礎と臨床
1. LLLTに使用されるレーザー装置
2. 波長と細胞生物学的作用
3. LLLTにおける細胞生物学的応答と生体反応 ……他
【6】 歯科理工学とレーザー
1. 歯科治療以外のレーザーの応用
2. レーザー溶接
3. CAD/CAMシステムでのレーザーの応用
付録 各レーザー機器の特徴