薬物療法には必ず副作用との戦いがあり、またその副作用が健康や生命に危害を加える可能性を含む治療法であるため、薬物に対する正しい理解と、問題が起きたときの対処法を熟知しておく必要がある。
歯科療法における薬物療法の適応症は全身疾患に関連することが多く、ペリオドンタルメディスンへの学術的理解も必要であり、かつ臨床実践の方法論も重要である。
本書は歯周治療に内科治療の概念を付加することによって、幅広い患者に対する歯周治療の適応を安全も行うことを目的としている。
【目次】
Ⅰ章 抗菌療法とは
Ⅱ章 抗菌(薬物)療法の原則
Ⅲ章 ペリオドンタルメディスンに基づいた抗菌療法
Ⅳ章 ペリオドンタルメディスンに基づいた抗菌療法の実践