「義歯を長持ちさせる、長く使ってもらう」ための視点から、欠損歯列に対する検査・診断、設計の考え方、アドバンスドな臨床術式とメインメンテナンス、経年的な変化への対応法について、症例を交えて詳しく解説します。
患者さんに喜ばれ、歯科医師として身に付けておきたい手技を余すところなく展開していきます。
＜目次＞
I パーシャルデンチャーの需要が高まる社会的な背景
1 人口の超高齢化と口腔内の状況の変化
2 全身の健康と口腔機能の関わり
3 なぜパーシャルデンチャーなのか
II パーシャルデンチャーの設計原則
1 設計原則の遵守
2 検査・診断の視点
3 義歯設計の実際
4 前処置と後処置
III アドバンスドテクニック
1 機能的咬合印象（FBI）
2 金属構造義歯とデジタル製作
3 リモールディング
4 ピエゾグラフィー
5 インプラントパーシャルデンチャー
IV 義歯装着から始まる補綴治療
1 義歯装着時と装着直後の問題点
2 長期経過の中で発現するトラブル
3 顎堤吸収と欠損の拡大
4 デジタル技術を応用した義歯修理
