小児歯科で求められる歯科衛生士の業務は多岐にわたり、年齢ごとに横断的な知識が求められます。
子どもたちと触れ合いながら治療、歯科保健指導などでかかわるなか、時には子どもたちの生活や家庭のなかへ踏み込む場合もあります。
また、歯科衛生士は歯科医師と子ども・保護者を繋ぐ役割も担う必要があります。
本書では、歯科衛生士が最低限おさえておきたい小児歯科の基本事項を、読んで学び、書き込んで身につけることを趣旨としています。
若手歯科衛生士はもちろん、知識が曖昧で整理できていない中堅歯科衛生士、新人教育を担当するチーフや院長など、あらゆる方が活用できる一冊です。
【CONTENTS】
1章 小児に関する基礎知識
2章 小児への対応
3章 小児患者の資料取集
4章 小児におけるう蝕・歯周疾患・軟組織疾患
5章 小児の歯科治療における歯科衛生士の役割
6章 小児への予防処置
7章 定期健診
8章 口腔機能の改善
9章 特別な支援が必要な小児
10章 知っておくべき小児歯科トピックス