小児歯科の“苦手”を“得意”に変えるノウハウが満載!
子どもの口腔内は成長に伴って大きく変わるため、乳歯列期、混合歯列期、永久歯列期などの発育段階やその時々の口腔内の状況に応じて、適切な処置や対応が求められます。
そのため、経験の少ない歯科医師のなかには、小児の歯科治療や口腔管理を苦手に感じる方も少なくないでしょう。
また、小児歯科においては、患児だけでなく保護者との円滑なコミュニケーションが求められ、治療をトラブルなくスムーズに進める必要があります。
本増刊号は、日常臨床で生じる治療やコミュニケーションにかかわる疑問に対し、小児歯科のエキスパートが乳歯列期、混合歯列期、永久歯列期別に回答を示した1冊です。
第1章 患児・保護者とのコミュニケーションQ&A
Q患児が歯科治療を怖がり、うまくいかないことがあります。
治療をスムーズに行うコツを教えてください。
Q3歳未満の患児の保護者から「仕上げ磨きを嫌がります」と相談を受けます。
どのようにアドバイスをすればよいでしょうか。他
第2章 治療のベーシックQ&A
Qう蝕予防としてフッ化物応用を実施したいのですが、
患児・保護者への効果的な説明方法や注意点を教えてください。
Qシーラント処置を行うときのコツや注意点を教えてください。
Qう蝕とエナメル質形成不全の見分け方を教えてください。
また、エナメル質形成不全歯への対応のコツを教えてください。
Q多数歯に及ぶ重度のう蝕を認めた場合、どこから手をつけたらよいのか悩みます。
治療計画の立て方に法則はありますか。他
第3章 治療のアドバンスQ&A
Q乳歯列の不正咬合が疑われる患児がいます。
治療開始の判断基準はありますか。
Q混合歯列期の不正咬合が疑われる患児がいます。
その見極め方やポイントを教えてください。他