萌出障害は、本人や家族が問題に気づかないため、歯科医師が早期に気づき、的確に対応することが健全な永久歯列へ導くために必要です。
本書では、著者が日常臨床で取り組んでいる“パノラマ写真を活用した異常の早期発見”と、1,000を超える症例の経過から得た臨床対応を示しています。
臨床で遭遇しやすい先天欠如、歯胚位置異常、萌出遅延、過剰歯、歯の捻転などを取り上げ、その頻度や起こりやすい部位ごとの診断、対応、処置を解説。
代表的な萌出障害への症例集としてお勧めの一冊です。
1 萌出障害とは
2 先天欠如
3 癒合歯
4 歯胚位置異常
5 萌出遅延
6 過剰歯
7 歯胚の捻転
8 7番の萌出障害