歯科がミールラウンドで活躍しよう。
食べるための口を作る?
それなら、食べるところをみなければね!
訪問診療の場で、対象者の食事場面を観察するミールラウンドと、その観察内容に応じて多職種で対応を協議するカンファレンス。
多職種が関わるこの取り組みのなかで、「食べること」に関わる歯科には大きな活躍の機会があります。
歯科は、患者さんが「食べるため」に義歯を作製したり、口腔のケアをしたりします。
「食べるための口」を作るならば、「食べている場面」を観察してみませんか?
かならず、よりよい歯科治療へのヒントが見つかります。
本書には、食事場面観察に必要な視点や問題への対応法、さらには他職種との上手な付き合い方や、歯科医療職種に寄せられることの多い疑問点への回答など、ミールラウンドとカンファレンスで歯科が活躍するために欠かせない事項が掲載されています。
【目次】
1章 ミールラウンドとカンファレンスの意義と基礎知識
2章 ミールラウンドで活躍するための視点
3章 ミールラウンドの現場でやること
4章 ミールラウンド次の一手
5章 歯科が関わったミールラウンド事例集