<高齢者に対して>
○「生活モデル」に基づいた口腔管理をしよう
○運動障害性咀嚼障害の病態に基づいた対応ができるようになろう
○その予後・余命に基づいた、歯科医療をしよう
高齢者の「噛めない」(咀嚼障害)の原因を探り、対応ができるようになります。
フレイルやオーラルフレイル、口腔機能低下症を理解し、患者への適切な診療ができるようになります。
高齢者の口腔の状況に基づいた食形態や栄養についての指導ができるようになります。
終末期の状態を理解し、患者の最後までかかわり続けることができます。
<目次>
第1章 高齢者への向き合い方─医療モデルから生活モデルへ
第2章 生活モデルのための歯科の視点─フレイル,オーラルフレイル,口腔機能低下症の考え方
第3章 「噛めない」に立ち向かう─義歯から食事の提案まで
第4章 栄養の話─歯科医院で考える栄養とは
第5章 訪問診療と外来診療─多職種連携の意味と診療の場の使い分け
第6章 歯科が終末期にできること─看取りにかかわる
第7章 「食べる」を支える─終末期の「食べられない」に立ち向かう