予防指導・処置がどの程度効果的であったかを、臨床現場で把握することは困難です。治療とは異なり、健康を維持するのに寄与していたかを見きわめることが難しいからこそ、予防にはEBM(根拠に基づく医療)の実践が求められています。
本書では齲蝕予防の処置・指導について、エビデンスをふまえた推奨度順にその知識と実践方法をわかりやすく解説しています。
個々の患者さんに適したより質の高い予防処置・指導を行うために、齲蝕予防の指針としてご活用ください。
【CONTENTS】
chapter1 齲蝕予防、どう考え、どう実践する?
chapter2 カリエスリスクの評価・分析
chapter3 エビデンス推奨度順!齲蝕予防処置
~フッ化物応用編~
chapter4 エビデンス推奨度順!齲蝕予防処置
~その他編~
chapter5 エビデンス推奨度順!保健指導
chapter6 高齢者・障害者の齲蝕予防