歯科臨床の新たな可能性を実感してください!
近年、顎関節症の原因の1つとして上下歯列接触癖(Tooth Contacting Habit:TCH)が注目されており、顎関節症患者の多くは、このTCHを是正することによって顎関節症の症状が消失することがわかってきた。
さらには、肩こりなどの不定愁訴への関与も明らかになってきており、歯科発の新たな領域として関心が高まってきている。
本書では、TCHの概念を明確にし、日常臨床における診査・診断、是正と指導について、わかりやすくご解説いただいた。
患者さんのためにも是非ご一読を!
【CONTENTS】
Prologue
TCH から広がる歯科臨床──今後の展開 ……木野孔司
◆第1章 TCH とは
1 概念 ……佐藤文明
2 顎口腔領域にかかる力── TCH の位置付け ……西山 暁
3 エビデンス ……西山 暁
4 診察と診断 ……佐藤文明
……他
◆第2章 TCHを考慮した顎関節症の診断と治療
1 診断・治療概論 ……佐藤文明
2 症例 ……西山 暁
◆第3章 TCH と歯科疾患との関わり
1 軟組織疾患 ……佐藤文明
2 硬組織疾患 ……佐藤文明
3 義歯 ……西山 暁
4 インプラントにおける偶発症 ……佐藤文明
5 VDT 症候群 ……西山 暁
6 咬合違和感 ……和気裕之/澁谷智明
……他
◆第4章 歯科衛生士による力のコントロール
1 歯科衛生士の役割の重要性
2 歯科衛生士による力のコントロールの流れ
3 症例
……中山玲奈 ・ 佐藤文明