本書は歯科衛生士教育、歯科診療室で好評の『歯科衛生士のヒヤリ・ハットの事例と対策』に8の事例を追加し、新たに「医療安全確保の義務化」に関する解説も加えた改訂版です。
看護教育・介護職では教育プログラムに組み込まれることが多いインシデントですが、歯科衛生士教育では感染対策などに留まり、「医療安全」「医療安全管理」として教育に統合、プログラムしているのはまだ少数にすぎません。
本書は58の事例とその対策を掲載、シーンごとに発生しやすいインシデントが容易に想像できるよう編集しました。よりよい歯科医療サービスの提供を目指す病院や養成機関、歯科衛生士の皆さまにご活用いただきたい一冊です。
【目次】
第1章 事例と対応
第2章 基礎教育の段階でどのように教育をしたらよいか
【新人教育】
【学生教育】
第3章 インシデント・アクシデントマニュアル
第4章 事故の責任と法的問題
第5章 医療安全確保の義務化
第6章 その他「備えあれば憂いなし」