国際顎頭蓋機能学会(ICCMO)、経基臨塾、日本顎咬合学会など、幅広く顎機能、咬合、補綴治療を学び、実践してきた気鋭の臨床家による総義歯臨床の新たな道をひらく一書です。
総義歯臨床における基本術式を再考、これまでの知識を整理して、“患者さんに喜ばれ、生体に調和した総義歯”を製作するための取り組みを示したロードマップです。
誰もが“機能する総義歯”というゴールを目指せるよう、基本術式から患者ニーズに応えるオプション、そして条件の厳しい症例への対応まで、ステップを追って解説します。
条件の厳しい症例に対しては、頭蓋顔面(クラニオフェイシャル)領域のパターン分析(長顔型,中顔型,短顔型等)を活用した総義歯治療戦略の立て方を示します。