各種不正咬合の治療を円滑に行うための主要な矯正装置を紹介し、22種類については基本構成と適応症、作製手順,実際の使用方法、技工依頼に際しての注意点や装置使用における留意点などを具体的に症例を呈示しながら解説。
チェアサイドとラボサイドのコミュニケーションについても配慮して編集。本書によって歯科医師と歯科技工士は共通のことばで矯正装置を語ることができます。
参考症例、矯正装置の双方向から検索できるよう利便性にも配慮を加えた構成としました。矯正装置を作製するための最高のガイドブック!
【主な目次】
Part 1 矯正歯科治療のための基礎知識……(後藤滋巳,名和弘幸)1
Part 2 模型について……(名和弘幸,後藤滋巳,岡山直樹)11
Part 3 矯正装置について……(氷室利彦)25
Part 4 この症例にこの装置
Part 5 各種矯正装置の作製方法と適応
Part 6 セットアップモデルについて……(玉置幸雄,石川博之)241
Part 7 インダイレクトボンディング法について……(井上敬文,氷室利彦)253
Part 8 矯正歯科技工のための基本手技と使用器具……(後藤滋巳,名和弘幸,宮澤 健,小川清隆,岡山直樹)267
付 構成咬合について……(後藤滋巳,名和弘幸)275