2024年の特集は「成人の過蓋咬合」をとりあげ、2部構成で
ケースを掲載。【第1部】7スタディグループが成人の過蓋咬合に対してアプローチした方法を提示。【第2部】は関連企業強力のもと各社製品の特徴や臨床例を紹介。巻頭トピックスでは歯周病分野に造詣が深い沼部幸博先生と矯正歯科医の加治彰彦先生のタッグによる「成人矯正と歯周病」を、特別企画では小林正治先生による「気道に配慮した外科的矯正治療」について解説した。
【目次】
■巻頭トピックス
成人矯正と歯周病 歯周-矯正治療の原則
沼部幸博/加治彰彦
■特集
成人の過蓋咬合を考える
【第1部】スタディグループによる症例提示
片山朗/筒井武男/坂本輝雄/藤巻秀敏/水野高夫/林宏己/池田和己
【第2部】メーカーによる商品紹介&臨床応用
■特別企画
気道に配慮した外科的矯正治療
小林正治
■海外論文
結合組織移植による矯正前の歯肉退縮被覆の安定性に対する
矯正治療の影響の評価:無作為化比較臨床試験
原著)Loveleena Mehta/Shikha Tewari/Rekha Sharma/
Rajinder Kumar Sharma/Nishi Tanwar/Ritika Arora
翻訳・解説)宮下邦彦
■国内学会抄録
不正咬合発症と咀嚼機能との関連性
根岸慎一
額l顔面形態と咀嚼および嚥下機能との連関
大川加奈子
■海外学会レポート
American Association of Orthodontists 2024
AAO の10年を振り返り,そしてこれからの歯科界を見つめる
尾島賢治
■トレンド
矯正歯科治療におけるフェイススキャナーの役割
中嶋亮