オクルーザルベニアとは?
歯内縁上へのフィニッシュライン設定による最小限の侵襲の後に、歯間修復材料にレジン系材料やジルコニア、ニケイ酸リチウムなどのセラミックスを用いて接着により支台歯に固定、次世代の技術を活用した、新しい歯冠修復法のコンセプトです。
本書には、オクルーザルべニアの何が書いてある?
オクルーザルベニアのエビデンスから実際の臨床でのポイントまで網羅しました。
そのなかでも、オクルーザルベニアを安全に使用するための最も重要な要素として、「支台歯形成」と「接着術式」については特に詳しく説明しています。
オクルーザルベニアの実際
左:修復形態(被覆範囲)の決定後、支台歯形成。フィニッシュラインを歯肉縁上に設定します。
右:シリカ系セラミックスを用いてCAD/CAMにより歯冠修復物を製作。接着により支台歯に固定します。
巻頭座談会 オクルーザルベニアとは!?
Chapter1 歯冠修復の新潮流
Chapter2 オクルーザルベニアの臨床エビデンス
Chapter3 シリカ系セラミックスへの接着
Chapter4 ノンシリカ系セラミックス(ジルコニア)への接着
Chapter5 コンポジットレジンブロックへの接着
Chapter6 セメントの選択基準と審美性への配慮
Chapter7 接着阻害因子の除去
~間接法を成功させるための知恵~
Chapter8 歯質への接着
Chapter9 デジタル印象に適した支台歯形態の模索
~高精度のデジタル印象を行うために~
Chapter10 セラミックオクルーザルベニアの臨床
~チェアサイドからの考察~