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臨床歯科栄養学
—歯科に求められる栄養の基礎知識— いいね!0

定価:¥4,800-
著者:
花田信弘萩原芳幸北川昇
出版社:
口腔保健協会
出版日:
2018年1月
サイズ:
A4判
ページ数:
148 オールカラーページ

概要

 食や栄養を通じ、健康を追求するためには、あくまでも口から食事を摂取することが基本である。単に健康食品やサプリメントに依存することは否定され、正しい食事の摂り方と栄養バランスが強調されている。
 また、近年の歯科医師国家試験では歯・口腔と栄養の関連について科学的エビデンスが集積されたため、栄養学に関する試験問題が多数出題されるようになってきた。今、まさに口腔の健康をつかさどる歯科医療が、どこまで、そしてどのように貢献できるのかが問われているが、歯学部の学生教育に適した栄養学の教科書はなく、臨床の立場から問題提起をしたものも見当たらない。本書発行を契機に、「歯科栄養学」という学問分野がさらに発展し、臨床予防医学の一角を占める時代が来ることを願っている。

【CONTENTS】
第1章 歯科における食育と健康
  1 歯科が栄養に関与しなければいけない理由
  2 歯科疾患(う蝕,歯周病,咀嚼機能低下)と生活習慣病
  3 WHOが提唱する砂糖コントロール
  4 国家試験出題基準からみた知っておきたいやさしい栄養学の基礎
  5 咀嚼機能評価・口腔機能評価・食形態
  6 栄養サポートチーム
  7 特定保健用食品
  8 共生細菌の栄養学
  9 予防歯科の新しい考え方 生活習慣病(NCDs)を予防するための歯科外来

第2章 保健指導を学ぶ
  1 食育をキーワードにした,子育て支援活動
  2 歯科が関与する Non-Communicable Diseases(NCD)の保健指導(食事・栄養指導を中心に)
  3 高齢者をキーワードにした栄養指導

第3章 医科歯科連携
  1 訪問診療における栄養指導
  2 摂食嚥下障害と栄養

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