“口腔機能”への取り組みを始めたくても、“何をみて、どのように対応すればいいのかわからない”・・・
生涯“食べられる口”を守るための診療室からのアプローチ
近年、歯科医療職には、齲蝕や歯周病といった口腔内の疾病を治療・予防するだけではなく、口腔機能の健全な育成やその維持・向上を担うことが求められています。
小児においては、健全な口腔機能の獲得を目指したさまざまな取り組みが行われ、高齢者においては、口腔機能の変化をすみやかに察知し、介護予防につなげること、また、“最期まで食べられる口”をつくるための摂食嚥下リハビリテーションなどが歯科の役割として広く認知されるようになっています。
本別冊においては、豊富なイラストと写真を用いて、口腔機能のしくみを基礎から解説するとともに、“口腔機能への視点を日常臨床にどう結びつけるか”という点についてやさしく解説しました。
【CONTENS】
Introduction なぜ,歯科診療室で口腔機能をみることが重要なのか?
Chapter 1 子どもの口腔機能の発達を知ろう
Chapter 2 成人期以降(高齢者)の口腔機能を知ろう
Chapter 3 いざ実践へ! 診療室で口腔機能をみるためのシミュレーションをしよう
Chapter 4 アドバンス編 診療室でのアプローチ例