インプラントが臨床に積極的に使われ始めたころに比較して平均寿命は伸び、現在では「人生90年時代」を迎えています。一方で、歯の喪失傾向は止められず、インプラントの適用年齢のピークである50代後半からは約30年、若年層の場合にはさらに長期間の機能維持が求められることになります。
本書では、強固で長持ちするインプラントの特徴をよく理解し、残存歯を含めた生体組織の変化を先読みした治療計画を立案づることの必要性、またインプラントによってライフステージに応じた必要な対応を具現化するための診断・設計のポイントを解説しました。
【CONTENTS】
Part1 ライフステージに応じたインプラント補綴とは
Part2 ライフステージに応じたインプラント補綴に必要な診断と対応
Part3 欠損の拡大を防ぐために
Prat4 超高齢社会に対応したインプラント補綴
Part5 顎口腔系の加齢変化と穂綴修復材料の経年変化