“人生100年時代”といわれる超高齢社会となった今日、十分な適合と機能が得られ,生体にやさしくメインテナンスしやすく長持ちするパーシャルデンチャーが求められています。
8020達成率が50%を越えている今日においても、残存歯を有する部分欠損症例の増加傾向は変わりません。歯周病罹患率の増加および欠損様式の複雑化により難症例化が進んでいるなか、パーシャルデンチャーへのニーズも多様化・高度化しています。
そこで本書では、そうした“今どき”求められるパーシャルデンチャーのあり方と、その設計・製作において必須となる基本事項および技工操作のノウハウを整理しました。
【目次】
Part 1 今,そしてこれから求められる 人生100年時代のパーシャルデンチャー(対談)
Part 2 パーシャルデンチャー設計の基本事項
Part 3 パーシャルデンチャー製作の技工
Graph チェアサイド・ラボサイドの情報共有のもと取り組んだ残存組織の長期的保全を考慮したパーシャルデンチャー症例