歯科医院経営の悩みを、経営学修士の歯科医師らが理論と実践の両輪で徹底解説!
少子高齢化などの背景から複雑化が進む社会において、歯科医院を経営・発展させていくことは簡単ではありません。
「よい治療さえ行っていれば、自然と患者が集まる」時代は終わり、これからは「患者のニーズに応えられる、医療哲学をもった歯科医院を作る」時代へと急速に変化していくでしょう。
そのようななかで歯科医院が経営学を活用する意義は、自身の直感や経験だけを頼りにするのではなく、エビデンスのある自院に最適な経営手法を選択し、実践できることです。
本書では臨床を続けながら経営学修士(MBA)を取得した歯科医師・歯科衛生士が、経営の基礎から応用まで、Q&A形式の回答も交えながら余すことなく簡潔に解説します。
また、成功論のみならず、失敗や挫折からの再起についても、実例を挙げながら紹介していることも本書の特徴です。
CONTENTS
第1章 経営を持続させる基本的な考え方を養う
1.概論
2.経営理念
3.経営戦略
4.未来経営
第2章 心の基礎と思考力の基礎を育てる
1.組織と人材とリーダーシップ
2.パワーと影響力
3.ビジネスプレゼンテーションとファシリテーション
第3章 医院運営の手段と仕組みを理解し、実行力を身につける
1.マーケティング
2.財務会計・管理会計
3.オペレーション戦略
4.サービスマネジメント
5.カスタマージャーニー
第4章 ケーススタディ 成功・失敗事例から学ぶ実践的経営