2016年の『MTAその基礎と臨床』発行以降、新たに得られた知見や新製品情報を交えて MTA系セメントの現状と展望をアップグレードしています。
生体材料としてのMTA系セメントの特徴を整理し、製品選択やさまざまな活用法について、臨床に役立つよう解説しています。
<目次>
はじめに
第1章 MTAの現状を再検証する
MTAの現在像と開発動向
第2章 MTAの適応から考える臨床活用のポイント
MTAによる歯髄保存療法
逆根管充填
正根管充填(アピカルプラグ,シーラー)
―根管充填を成功に導くMTA,ケイ酸カルシウム系セメントと充填法の選択
穿孔封鎖
根未完成歯(MTAを用いたアペキシフィケーションとパルプ・リバスクラリゼーション)
―根未完成歯保存への新たな2つのアプローチ
おわりに―MTAの現状から考える今後の展望