現代のインプラント治療・技工の最新入門書!
チェアサイドとの連携に必要な知識や技術的事項をわかりやすく解説した必携の一冊!
近年インプラント治療は補綴主導型が主流となり、また予知性の高い治療を達成するためにデジタル技術を応用したシミュレーションが多用され、術前の治療計画の段階から歯科技工士が参画することが求められています。
本書ではチェアサイドとラボサイドが的確に連携するために必要な知識や技術的事項について、総論では解剖学、CT撮影における事前技工、超高齢社会におけるインプラント治療の位置づけをまとめました。各論ではインプラントが適用となる症例/必要とされない症例から始まり、ガイデッドサージェリー、骨増生術、印象採得、咬合採得、固定様式(スクリュー/セメント)、アバットメント、上部構造(材料/サブジンジバル形態/咬合の付与)、プロビジョナルレストレーション、ISRPDといったインプラント補綴における必要事項が網羅されています。
【主な目次】
総論
1 解剖学的に留意すべきポイント
2 CT撮影に際しての“事前技工”の重要性
3 超高齢・長寿社会におけるインプラント治療
各論
1 インプラントを適用する症例とは
2 インプラントを必要としない症例の棲み分け
3 歯科技工士が参画するコンサルテーションとガイデッドサージェリーシステム
4 インプラントに関連した骨増生術
5 印象採得のポイント
6 咬合採得のポイント
7 スクリュー固定とセメント固定の比較
8 各種アバットメントの特徴と選択
9 上部構造の材料選択のポイント―ジルコニア材料を中心に
10 適切なサブジンジバル形態
11 上部構造への咬合付与
12 プロビジョナルレストレーション製作の概念と役割
13 インプラントとパーシャルデンチャーの組み合わせに関する考察