2016年「ザ・クインテッセンス」誌の人気連載が加筆を経て待望の書籍化です。
新旧の世界的エビデンスと近年大きく進化した器材を踏まえ、卒後、臨床の現場に出た際に、「まず、これだけ知っていればエンドは困らずできる!」という内容を治療工程順に詳説しています。
アトラス形式による治療術式のハウツーと、豊富な治療例の提示で、手に取るようにエンドがわかります。
また、日常臨床で悩むことが多い歯内療法の診断や失敗、さらに MTA や NiTi 等の最新器材にも目を向け、その考え方、対応策、扱い方も理知的かつ丁寧に解説しています。
本書は、著者の有するエビデンス × 材料×臨床 × 経験によって、大学で教わる学問と実際の臨床との隙間を埋めた、まさに
現代エンドの最良の臨床の教科書でです。
【目次】
第1章 ラバーダムのかけ方
第2章 根尖撮影法
第3章 髄腔開拡
第4章 根管形態,根管上部形成,根管形成
第5章 根尖部の形成
第6章 根管洗浄
第7章 根尖部の肉芽と根管長測定
第8章 根管充填
第9章 歯髄に対する臨床的対応
第10章 MTAと穿孔への対応
第11章 歯根吸収,歯の破折
第12章 エンドドンティックリーケージ