全な医療の提供に欠かせない知識の再確認&アップデート!
日常臨床において、日ごろから手指衛生の遵守、個人防護具の着用、適切な医療器具の再生処理、環境設定など、基本的な感染管理の徹底は、医療者として当然すべきことの一つです。
しかし、知識や情報の不足、更新がなされていないなどの理由により、必ずしも正しい方法で実施されていないケースも散見されるのが実情です。
そこで、最低限身につけておきたい感染管理における“きほん”をまとめ、自ら学習できる本書を企画しました。若手からベテランの歯科衛生士はもちろん、勤務医や院長ともぜひ共有・活用していただきたい一冊です。
【CONTENTS】
1章 感染管理のきほんのき
●器材に優しい再生処理方法●廃棄物の処理
●洗浄●消毒●滅菌●保管
●一般診療における器材の処理 他
2章 手指衛生と身支度
●非観血処置時の手指衛生●観血処置時の手指衛生
●個人防護具の必要性●非観血処置時の身支度 他
3章 インプラント治療
●術前準備●術中介助時の注意点●術後処理
4章 矯正歯科治療
●感染管理に配慮した事前指導
●矯正器具の特徴に配慮した再生処理方法
●可撤式矯正装置の注意点
5章 訪問歯科診療
●訪問歯科診療の準備●訪問先での注意点
●訪問歯科診療時の器材の運搬と処理方法
6章 感染管理にかかわる検証の必要性
●日常臨床における疑問の検証