その歯は本当にホープレスか、問い直すことになる。
歯周再生療法には科学的根拠に基づく治療の「テクニック」と「ストラテジー」が必要である。本書では10年以上の歯周再生療法の長期症例を中心に、多くの臨床写真・イラストを用いて詳細に解説を記し、その「成功の要因」「失敗の原因」などについて考察、現時点でどの治療法がもっとも「予知性の高い歯周再生療法」か検討した。
その精細なテクニックはもちろん、術前・術後の管理、術後併発症への対応についても余すところなく解説。
【CONTENTS】
CHAPTER1 歯周再生療法の変遷
CHAPTER2 エナメル基質タンパクを用いた歯周再生療法
CHAPTER3 歯周再生療法のテクニカルポイント
CHAPTER4 歯周再生療法の実際の治療の手順
—術前・術後のポイント
CHAPTER5 部位特異を考慮した歯周再生療法
CHAPTER6 全顎重度歯周病における歯周再生療法
CHAPTER7 根面被覆術
CHAPTER8 インプラントと歯周再生療法
CHAPTER9 術後の合併症、および歯周ポケットの再発
CHAPTER10 FGF-2(リグロス)を用いた歯周再生療法