安易な手法に流されず、本気で小児の咬合誘導から矯正歯科治療を実践したい方へ-。
好評だった前著、「時間軸を見据えた小児期からの咬合治療」から4年、7割以上の症例を入れ替え、大幅にリニューアル、ページ数も増加した。
さらに、本書では近年その是非が問われている「早期治療について」、小児期の口腔管理を行う上で不可欠な「萌出障害への対応」の2章を新たに追加。その他の章も豊富な症例と図表を多く取り入れることで、前著に増して実践的で、わかりやすい内容となっている。
小児歯科はもとより、矯正歯科の基本を大切にした咬合を考えた筆者ならではの治療法で、個々の患者に誠実に向き合った臨床をまとめた1冊である。
【CONTENTS】
第1章 成長発達期における包括的な口腔管理
第2章 小児の咬合治療を行う前に知っておくべき視点と注意点
第3章 咬合治療の流れ
第4章 乳歯列期咬合治療の実際
第5章 混合歯列期咬合治療の実際(1)-叢生症例への対応-
第6章 混合歯列期咬合治療の実際(2)-Skeletal ClassⅡ症例への対応-
第7章 混合歯列期咬合治療の実際(3)-Skeletal ClassⅢ症例への対応-
第8章 永久歯列期咬合治療の実際(1)-叢生症例への対応-
第9章 永久歯列期咬合治療の実際(2)-Skeletal ClassⅡおよびClassⅢ-
第10章 歯列交換期における萌出障害への対応
第11章 永久歯先天欠如を有する小児患者への対応
第12章 口腔管理を成功させるために