■歯科用 Er:YAG レーザー治療機は、当初はう蝕治療、窩洞形成用に開発されましたが、現在では劇的な進歩を遂げ、歯周領域での軟組織処置、根面の歯石除去を含むポケット治療、フラップ手術や歯槽骨への応用、さらにはインプラント治療への応用まで、歯科臨床での応用範囲がかなり広くなっています。
■本書は、この Er:YAG レーザーの歯科臨床への応用について、エビデンスとしての研究成果をまとめた基礎編,基本的な使い方から最新の歯周治療・骨再生治療までを解説した臨床編の2編にまとめ,幅広い執筆陣が丁寧に解説するものです。
■治療効率と患者満足度の向上が得られるレーザー臨床、そのチェアーサイドに欠かせない1冊です。
<内容紹介>
I.基礎編
1 レーザーの特性と各種歯科用レーザー機器について
2 Er:YAGレーザーの特性と基本的な使い方
3 Er:YAGレーザーによる各種組織の蒸散と効果
4 Er:YAGレーザーを安全に使用するために
II.臨床編
1 歯周炎およびインプラント周囲炎のEr:YAGレーザー治療のエビデンス
2 Er:YAGレーザーの各種治療への応用
3 新規歯周ポケット治療 Er-LCPT法の術式とその実際
4 新規骨再生療法 Er-LBRT法の術式とその実際
5 Er-LCPT法とEr-LBRT法による歯周治療とインプラント周囲炎治療への応用