●「28歯のポジションを決定し、十分な口腔機能や審美性を回復する」という同じ目的を有する義歯治療と矯正治療の両分野の立場から、前歯の切縁の位置や歯軸の傾きやアーチの形態、リップサポート、咬合高径と咬合平面の捉え方、機能評価、Ⅱ級・Ⅲ級症例へのアプローチなどの論点について考え方の共通点と違いを探る。
●一般歯科治療、補綴・矯正治療の治療オプションを広げ、臨床の確実性をより高めるためのヒントが散りばめられた一冊。
【CONTENTS】
第1章 治療対象とエンドポイント
第2章 咬合高径と咬合平面
第3章 水平的顎間関係について
第4章 前歯のポジションについて
第5章 臼歯のポジションについて
第6章 I級,II級症例へのアプローチとその難しさ
第7章 矯正医から補綴医へのクエスチョン