子どもの反対咬合に即効!
顔貌も改善します。
不正咬合は見た目でわかる形態的な疾患であるため、子どもに異常があれば一般臨床医でも容易に早期発見が可能です。
しかし、発見しても放置すれば状態は悪化し、叢生などとの合併症を起こすと治療は複雑化するうえ、さらに骨格性反対咬合へと移行すると大がかりな外科的矯正治療を要する可能性が高まります。
また、反対咬合は子どもの顔貌を歪めてしまいます。
本書は、一般臨床医が早期に発見した子どもたちの反対咬合を、早期に治療するためのポイントを簡潔明瞭にまとめています。“様子をみる”前に、ぜひご一読ください。
【CONTENTS】
様子を見るべきか、早期治療の開始か
不正咬合は歯列だけの問題か
保護者が矯正治療を希望する時期
小児歯科と一般歯科との治療概念の違い
最も大切な審査事項は年齢
歯列を取り巻く口腔の環境を考える
反対咬合を考える
反対咬合の自然治癒
機能性反対咬合の考察
乳幼児の反対咬合はなぜ自然治癒しやすいのか(解剖学的考察)
低位舌による機能性反対咬合の発症
舌のポスチャー(姿勢位)を考える
機能性反対咬合の治療方法
パナシールドPMの適応症
なで反対咬合が発症するのか
生体の成長を考えよう