「オーラルフレイル」の概念構築の中心となった飯島勝矢先生(8020推進財団理事)にも執筆参加いただき、充実した内容になりました。
「オーラルフレイル」は、超高齢社会における必須の知識です。
フレイル(虚弱)を招く要因を理解し、サルコペニアから、要介護にならない方法を、患者さん・家族とともに考えるのに大変参考になる本です。
【目次】
プロローグ オーラルフレイルってなんだろう?
● Q&A
父が食事中によくむせるようになって、心配です
高齢の母が、やわらかいものばかり食べていて、心配です
食べこぼしが増えて、恥ずかしいです
会話中に、聞き返されることが増えました
母が、お口のかわきとニオイを気にしています
自分の歯が半分しか残っていないのですが、ずっと健康でいられますか?
噛む力の弱い人は、早くオーラルフレイルになりやすいのですか?
外出好きだった父が、高齢になってからは家にこもりがちになってしまいました
オーラルフレイルと認知症は関係ありますか?
お口の“自然な衰え”とオーラルフレイルは、どう違うのですか
オーラルフレイルを早く見つける方法はありますか?
● NOTE
年をとるとむせやすくなるのは、なぜ?
食形態や調理法に変化をつけてみよう
何でも食べられる高齢者の特徴
舌の機能を取り戻そう
唾液の減少は、オーラルフレイルのはじまり
自分の歯が残っている人、残っていない人で健康状態はどう違う?
発達期から意識したい、オーラルフレイル対策
社会とのつながりをなくさないために
オーラルフレイルと認知症との関係
自然な衰え(老化)とオーラルフレイルの違い
オーラルフレイルに対する歯科での取り組み
● 巻末付録
食べトレ体操