歯科訪問診療の現場では、患者の姿勢保持の困難さ、コミュニケーションの壁、限られた治療時間と器材、家族や多職種との連携などさまざまな困難や制約があります。
そうしたなかでも、いかに安全かつ確実に「最期まで機能を助ける義歯」を提供できるかが、一つの課題でもあります。
本書では、歯科訪問診療における義歯治療について、印象採得から咬合採得、試適、装着後の評価から食事観察まで、現場で役立つノウハウを詰め込みました。
【目次】
①歯科訪問診療にかかわる患者の全身疾患
②歯科訪問診療の治療計画
③食事観察を義歯臨床に活かす
④歯科訪問診療における概形印象
⑤歯科訪問診療における部分床義歯設計のポイント
⑥歯科訪問診療における精密印象① ●個人トレーの必要性と前処理の重要性
⑦歯科訪問診療における精密印象② ●実際の手順について
⑧歯科訪問診療における顎間関係の決定法
⑨歯科訪問診療における試適
⑩歯科訪問診療における義歯装着
⑪歯科訪問診療における義歯の調整
⑫義歯の“卒業”について