●超高齢社会における患者に対して補綴治療はなにができるのか?
3人の専門家によるディスカッションと論考により、道筋を示しました。
●6つのディスカッションでは、補綴治療的な観点から高齢期、終末期に入った患者の口腔内へのアプローチについて、実際に診てきた患者の口腔内をもとに検討をしていきます。
●ディスカッションに挟まれた論考では、超高齢社会における補綴治療の役割を考察し、その意義を深めていきます。
●超高齢社会に歯科としてどのように関わるか、長く患者をみていくための答えにたどり着くための一冊です。
【CONTENTS】
●Discussion 1
Introduction 人生の最終段階に向かおうとしている人にとって 「歯はあったほうが良い」のか?
●Discussion 2 オーラルフレイルの診断がついたら口の終活の準備を
●Discussion 3 逃げ切る期間と病態の把握 高齢患者に対する補綴歯科治療戦略をどう考えるか/黒嶋伸一郎
●Discussion 4 「ラストチャンス」にかける 終末期に出会う患者の口腔内/菊谷 武
●Discussion 5 天然歯とインプラントをあらためて考える 長寿社会・超高齢社会における補綴治療/武田孝之 根面齲蝕の予防と対応/黒嶋伸一郎
●Discussion 6 まとめ ~患者の環境を知ると治療方針は変わる~