補綴装置の口腔内装着における前処理と接着操作について、Q&A方式で正しい手技を明示した一冊。
●補綴装置が患者さんの口腔内で長期間にわたり維持できるかどうかは、装着時の前処理や接着操作が大きく関与します。
●歯科臨床で頻繁に行っている「前処理・接着」に関する10のQuestion に対し、3択ないしは4択の選択肢を提示した上で、文献的考察に基づいた「正しいAnswer」を提示しました。
●考察の基となった参考文献は全て明記し、また各テーマに関連する臨床例も掲載しています。
【CONTENTS】
Q01 レジンセメントを使用する際、歯面に残存した仮着用セメントの正しい除去方法はどれか?
Q02 セルフアドヒーシブ型レジンセメントを使用する際、歯面処理材の正しい使用方法はどれか?
Q03 ファイバーポストやファイバーポストレジンコアの正しい表面処理はどれか?
Q04 CAD/CAM冠の正しい内面処理はどれか?
Q05 二ケイ酸リチウムガラスセラミッククラウンの正しい内面処理はどれか?
Q06 Y-TZPジルコニアクラウン内面のアルミナブラスティング後、使用する正しいプライマーとレジンセメントはどれか?
Q07 高透光性PSZジルコニアクラウン内面の正しいアルミナブラスティング噴射圧はどれか?
Q08 フッ酸処理した二ケイ酸リチウムガラスセラミッククラウンの唾液汚染後の正しい清掃方法はどれか?
Q09 アルミナブラスティングしたジルコニアセラミッククラウンの唾液汚染後の正しい清掃方法はどれか?
Q10 歯質だけでなくメタルやコンポジットレジンが混在する歯面の正しい前処理はどれか?