素材の理解から基本設計の考え方,臨床応用術式の詳細まで完全網羅。
●歯科界にて長く臨床応用されているコバルトクロム合金を内冠・外冠フレーム材として適応したコーヌスクローネ、通称『コバルトコーヌス』について、「基礎編」「臨床編」「技工編」の3分冊“完全読本”として発行いたします。
●基礎編ではコーヌスクローネの基本原理を基盤とし、コバルトコーヌスの設計や生体親和性などに関する基本知識の整理をまとめています。
●秋発行の「臨床編」では、実際の臨床作業において歯科医師に求められる操作や治療の進め方を工程ごとに詳細に解説し、それに続く「技工編」では、コバルトコーヌス製作のためのさまざまな技工術式について、その考え方と実際の術式を提示する予定です。
【CONTENTS】
序章 コバルトコーヌスとこれからの全顎補綴臨床 超高齢社会におけるコバルトコーヌスの役割
第1章 コバルトコーヌスの原理・原則
第2章 コバルトコーヌス設計の基本的な考え方
第3章 コバルトコーヌスによる支台歯の固定効果
第4章 外冠部上部構造体の外装材に対する考え方
第5章 コバルトクロム合金の歯科理工学的性質
第6章 コバルトクロム合金の生体親和性〈前編〉―医科領域から考える臨床的意義
第7章 コバルトコーヌス臨床の実際
第8章 コバルトコーヌスのメインテナンス
附章 コバルトコーヌス臨床の疑問に答える13のQ&A