今、歯科医院における食育・食事指導においては、「甘いものはダメ」「よく噛んで」というような従来の栄養学、咀嚼機能を中心とした総論的な指導にとどまらず、自分の歯科疾病に応じた具体的なレシピによる生活環境の変化があるとも考えられています。
本書は、これらの保護者、患者の要請に、歯科医師であり、料理研究科でもある著者が、豊富な経験を通じて実証した歯科治癒食としての“detoxハーブ水”“Dentalスムージースープ”のレシピを提示するもので、その対象も、う蝕、歯周病、アンチエイジング、ドライマウス、矯正治療中、離乳食など、広範囲に及んでいます。
手軽にできる本書のレシピは、保護者、患者満足度を高めるだけでなく、歯科医院の食育、食事指導レベルの向上、新しい付加価値づくりに大きく寄与します。