患者のための包括的歯科医療を進めていくために、補綴を中心としたGPは、他科や多職種とどう連携をすればいいのか、本書では、歯科医院のGPが矯正専門医や歯科衛生士・歯科技工士とどのように連携を取ったのか、歯科におけるインターディシプリナリーアプローチの実際を理論と多様なケースでご紹介します。
【目次】
0章 補綴治療はこうして歯科治療を前進させる!
1 はじめに~インターディシプリナリーアプローチについて~
Column 一歯単位の治療法と一口腔単位の包括的治療法について知ろう!
2 歯および顎口腔系の経時変化からみた成人矯正の問題点と対応策とは??
3 歯の磨耗・修復治療済み歯・歯内療法に関わる問題点について目配りしよう!
4 補綴前処置とは??
5 連携治療の構成メンバーを信頼しよう!
6 構成メンバーの相互関係~補綴担当医がなぜ総責任医となるのか?~
Column 連携しやすい矯正専門医
1章 《理論編》チームで補綴医が果たすべき役割とは?
1 検査・診断・治療計画はどうやるか?
2 “治療のスタートポイント”である下顎位について知ろう!
Column 治療基準としての咬合診断
3 診断を持ち寄って問題点を共有! 治療計画を協議しよう
4 治療計画立案上の留意事項を知ろう
Column 予後見通しが不透明な歯に対する考え方
5 「治療を断念するとき」はこんなとき
6 治療計画と治療の流れ,タイミングについて
Essay 公言しづらいお金の話
2章 《実践編》“ワンチーム”で歯科治療を進めてみよう!
1 歯科矯正治療との関係
2 インプラントが果たす役割を知ろう
3 患者への説明・患者の意思決定サポート
Case Presentation
case1 前処置としての咬合治療の重要性が強調される症例
case2 補綴を必要としない場合
case3 スペースマネジメント(先天欠損・矮小歯)接着ブリッジ修復・歯冠修復
case4 スペースマネジメント(上顎両側側切歯先天性欠損)
case5 歯軸に忠実な矯正前プロビジョナルレストレーション・前処置(歯周治療)により生体との調和を図る
case6 外科矯正・う蝕管理・MI
case7 噛み合わせの不調と審美障害
case8 咬合支持がないまま矯正治療ができない