う蝕や外傷で崩壊した歯を補修する「保存修復学」。各種材料の進化やテクニックの開発により、低侵襲で長期予後の期待できる歯科治療として、より一層注目を集めています。
本書は、
・最新の病因論から診断のポイントを学ぶ
・疫学から疾患の傾向と将来を考える
・材料の特性を踏まえた治療計画を立案する
・長期予後を支える術前処置を見直す
など、多くの臨床医のニーズを満たす情報が集約されています。保存修復治療の実践に欠かせない科学的背景・診断・材料・手技について、6カテゴリー全69トピックスにわたって解説された本書は、若手歯科医師はもとより、ベテラン歯科医師の臨床アップデートにも最適な一冊となるでしょう。保存修復の玉手箱を、ぜひ皆さんの臨床にお役立てください。
CONTENTS
第1章 修復治療のためのう蝕の診断
第2章 「歯髄を守る」ための前処置
第3章 修復処置のための治療環境の整備
第4章 コンポジットレジン修復
第5章 インレー修復
第6章 これからの保存修復:さらなる適応症の拡大