医科と連携している歯科医院は、全身疾患を抱えている患者さんに“安心感”を与え、“信頼”を高めます!
全身疾患を抱える患者さんへの歯科診療を安全に実施するため、医療連携が必須の時代を迎えており、これを促進するさまざまな歯科保険診療の項目が設定されています。
本書では、これら医療連携に関わる保険診療項目について、算定要件の概要や医科との連携のポイント、実際に連携に取り組んだ実例などを紹介します。
【CONTENTS】
医科歯科連携が必要な時代-歯科には何が求められているか……鳥山佳則
医科との連携が重要な全身疾患患者―必要な情報は? 診る時に注意することは?……矢郷 香
診療情報提供料(Ⅰ)および診療情報連携共有料……片倉 朗
糖尿病患者への歯周治療……桐野晃教
全身疾患を有する患者の短期間のSPT……三辺正人・山本裕子・両角俊哉
歯科金属アレルギー患者への対応……高 永和
歯科特定疾患療養管理料……小林隆太郎
口腔内装置が必要な睡眠時無呼吸症候群……古畑 升・林 俊成
手術が必要な患者の周術期等口腔機能管理……上田美帆・岸本裕充
化学療法・放射線療法が必要な患者の周術期等口腔機能管理……上野尚雄
歯科標榜のない病院と地域歯科診療所との連携……木造博貴
歯科治療における医療連携を促進する歯科治療時医療管理料の意義と実際……立川哲史・飯島毅彦
総合医療管理加算……森川 暁・中川種昭
歯科保険医療の現場で起こる医科歯科連携の課題……松島良次