1995年にわが国初の自家歯牙移植の成書を執筆した著者がその後、20年間の蓄積と経過を踏まえたうえで2年かけてあらたに書き下ろした実践書、待望の刊!
20年を超す多くの長期症例や多様な症例を厳選し72症例を掲載。移植・再植の真の姿に迫る。
基礎理論の記載は必要最小限に絞り、臨床の実際に重点をおいた内容。
術式、術後管理をわかりやすく、視覚的、詳細かつ具体的に提示。
読者が読みたい症例を容易に探すことができる構成。
ロングセラーの書籍「歯根膜による再生治療」(下地 勲 著)をあわせてお読みいただければ、理論背景をなす基礎の知見への理解もより深めることができます。
【CONTENS】
1章 どのようなケースから始めて,レベルアップしていけばよいか?
2章 意図的再植
3章 外科的挺出
4章 歯根未完成歯の移植
5章 歯根完成歯の移植
6章 歯の移植が有効な欠損歯列
7章 歯の移植術式
8章 むずかしい歯の移植の症例にどう対応するか?
9章 インプラントが必要な欠損歯列ー移植適用が困難な場合
10章 歯の移植と矯正治療
11章 歯の移植におけるCTの活用
12章 歯の移植後のトラブルと対応
13章 歯の移植に関するQ&A