高校で学んだ物理学の基礎の上に、医学、歯科医学を学んでいく上で必須となる基礎知識とその応用を、生体系での事例を多く取り上げながら学習し、物理学の有効性を会得しつつ、併せて関連する専門分野の学習の一助となることを目的とした入門書。
形態学と静力学、生理学と流体力学、人体と放射能など、医学・歯科医学と物理学との関連がわかりやすく解説されているため、高校物理未学習の学生、歯科衛生士、歯科技工士学校に通われている方、医歯系大学への受験を考えている方にもおすすめします。
物理から見た身体の仕組みの巧妙さを再確認できる一冊です。
【CONTENS】
第1 章 序論
第2 章 形態学と静力学
第3 章 落下運動
第4 章 生理学と流体力学
第5 章 人体と放射線