歯周治療は治療後のメインテナンスこそが口腔機能の長期維持を左右します。
しかし、現実の臨床では、加齢や全身の状態の変化などにより、再介入が避けられない場面が少なくありません。
本書は、歯周病患者の長期的な管理に焦点を当て、補綴介入の判断基準、再介入のタイミング、トラブル発生時の対応方法をまとめました。豊富な長期症例を提示し、歯周治療・補綴・メインテナンスを広い視野で捉える考え方を提示します。
さらに、歯科衛生士との連携やメインテナンス体制の構築についても具体的に解説。高齢社会における歯周治療と補綴処置の“これから”を支える1冊です。
【目次】
第1章 長期的に安定した予後を目指すために
01 高齢化に伴って起こる口腔内の変化
02 歯周病患者の高齢化をどのように考えるか
03 歯周病患者における補綴戦略の立て方
04 歯周病の長期的予後に関する最新エビデンス
第2章 長期症例から考える歯周病患者への治療戦略
01 歯周基本治療
02 歯周外科治療
03 インプラント治療(1):エビデンス
04 インプラント治療(2):臨床例
05 ブリッジ
06 部分床義歯
07 トラブル対応(1):多数歯にわたるブリッジ
08 トラブル対応(2):インプラント
09 トラブル対応(3):歯周炎の再発・進行
10 トラブル対応(4):歯根破折
11 トラブル対応(5):セメント質剥離
12 トラブル対応(6):歯根吸収
第3章 長く寄り添うメインテナンス
01 メインテナンスの重要性を再考する
02 インプラントのメインテナンス
03 当院でのメインテナンス体制と歯科衛生士教育